5.18.2007

The place to be...

ちょうど3年前まで2年ちょっと住んだ街がオーストラリアのメルボルン。メルボルン郊外にあるMonash Universityに編入して、2004年に無事卒業した。留学を決意してから自分なりに色んな国や大学をリサーチした結果、たどりついたのがメルボルン。

Victoriaの車のナンバープレートにはThe place to beとか、Green Cityだとかの表示があるけれど、その通り。メルボルンはシドニーに次いでオーストラリア第二の都市。緑が多く、居心地の良い街。ヴィクトリア調の建物や古い教会が残っているかと思いきや、とても斬新な建物がその真向かいにあったりする。

遅めのゴールデンウィークをオーストラリアで過ごす。20時発のQantas航空。翌朝シドニーに到着した。Sprit of Australiaのキャッチフレーズで飛ぶカンタス。飛行機がシドニーに向かって降下を始めた頃からI still call Australia Homeという歌が幾度となく機内を流れる。

色々旅して遠くに行くけれど、最後に帰ってくるのはここ、どこにいてもオーストラリアは僕のうちなんだ。。。という内容。

朝日に海面が反射してキラキラ輝いている。小さく白い波が海岸に向かって進んでいくのが見える。旋回して海面ぎりぎりをまっすぐ陸に向かって降りていく。広大なオーストラリアの大地へ。

オーストラリア人でなくても、ちょっとした感動的瞬間だ。オージーにとったら。。。とフライトアテンダントが丁度、「この時間にこうしてこの歌を聞くと、何度聞いてもうるっとくるわ」と冗談交じりに言う。

移民でできた他民族多文化国家であるから、そうやって国を挙げて国民の団結感を高めるような取り組みをしている気がする。学校教育もそうなのかも。同じ多民族国家でもアメリカ人が同じような局を流したら、きっと国外からのブーイングの嵐なんだろうけど。。。

2年半ぶりのオーストラリアはもう晩秋だった。シドニーでは、、というと、実はシドニー大学を見に行ったのだけど、気づいたら図書館で寝ていた。雨だったので結局どこにも行かず。

でも、メルボルンを楽しんだ。I still call ..は日本だけども、この場所が私にとってのThe place to beなのかなとふと考えた。