7.08.2007

映画の舞台とゴールデンゲートブリッジ

2006年春、LAを拠点にあちこち出張。サンノゼからサンフランシスコへ。

ハリウッド映画を見ているとよくチャイナタウンの一角が映し出されたりするけど、実際にそこを通ってみるとこれまた不思議な気分である。キャメロンディアスやウィルスミスが歩いた坂道。

チャイナタウンの飲茶は中国人ばかりでここがアメリカだというのを忘れてしまうほどである。広東語は全く分からないけど、これだあれだと指差しで注文する。ウェイターの一人がとことことやってきて、24ドル以上食べればパーキングがただになるというのを、コミカルな広東語なまりの英語で


"If you spend more than 24$, you can enjoy the benefit of free parking..."


だなんて、パーキングフリーがさぞかし豪華で素晴らしいギフトのように語るものだから、プッと笑ってしまう。


サンフランシスコの坂道を昔ながらなトラムがぐんぐんと駆け上って、ピアー39につくと、そこは海鮮料理ばかり。クラムチャウダーも有名だけど、ボイルした蟹がわんさかでてくる。


サンフランシスコといえば、このゴールデンゲートブリッジやうねうねとした坂道、トラムなんかもトレードマークだけれど、虹のマーク。ゲイのメッカ、フリーの象徴。海は非常に冷たくて孤島のアルカトラズの刑務所がから逃げ出すことは不可能だという。


風に吹かれながらゴールデンゲートブリッジを望み、チャイナタウンの飲茶とピアのクラムチャウダーを食べれば、すっかりサンフランシスコを一望した気分だ。

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