
週末は一人ミラノをぶらり、日曜は代理店一のイケメン、パブロ兄さんとコモ湖ドライブデートに加え、二人でミラノを離れ、ベニスより東、スロベニア国境付近のゴリチアという街にやってきました。
注:仕事です。
イタリアといえば、食とワイン。飲めない私も昼からグラス一杯のワインで夢心地。夜も一杯。少しは飲めるようになってワインを語れるようになりたいものです。
ゴリチアはワインの産地。レストランには赤白おいしいワインが揃ってます。
そして、シーフードもかなり美味。食材の味が生きてます。
お客さんに連れていってもらったレストランは、こくがあるけど癖のないシャルドネで、次から次へと出てくる前菜を味わいます。
前菜これでもかの5皿。First Dishのパスタでおなか一杯のため主菜はギブアップ。デザートのジェラート。砂糖なしの濃いエスプレッソと食後酒は香りだけで酔っ払いそうなグラッパ又はラム。スパークリングウォーターが口の中をさっぱり、お腹を刺激します。
昼食に2時間、夕食3時間、とにかく時間をかけ、おしゃべりを楽しみながら食を楽しむ、これがイタリア流のようです。仕事はほどほどに。

さて、もう1つ食の法則。
「Good Foodを求めるなら上を目指せ」
というのもパブロ兄さんの受け売りですが、標高が高い所に行くほどいいレストランがあるそうです。
と、そのつもりで入った山の上のレストランがいまいち・・・
が、案の定そこよりも上に人気のレストランがあったりするのです。
北イタリアで特に冬の主食として食べられるポレンタ。
小麦粉を練って作ったものですが、そのいまいちレストランはメニューは無いけど、
あるのは
ポレンタとソーセージ、
ポレンタと魚、
ポレンタとチーズ、
ポレンタ一本。
メニューもなけりゃ、パンはじか置き、テーブルの上のオリーブオイルは凍ってて、
外には鶏が鳴いている。最後のコーヒーはソーセージの風味。
ドイツがジャガイモとソーセージならここはポレンタと○○。
山の中の自給自足の食堂、手作りチーズとハムだけは美味でした。

日曜ドライブ後は夕食前の一杯に兄さんの友人が集まるカフェレストランへ。
カップルやら友人の友人まで10人はすぐに集まって、一杯だけ。自由に取れるピクルスだのパスタだの前菜をつまみながら、一杯飲んでおしゃべりを楽しむ。そして、別の場所で夕食。
アポなしで「○×カフェにいるんだけど、ちょっと来ない?」と気軽に召集。
知らないもの同士も知り合いになる社交の場であり、私もすぐにお邪魔できるこの気軽さとあったかさがいいなと思う。
木曜の夜は同様に友人のバースデーパーティー@貸切の素敵なバー。
ドアマンに暗号を伝え、カウンターで飲み物を頼み、ビュッフェ式の軽食をつまむ。
さすがイタリア、ちょっとお洒落な人たちばかり。知ってるもの同士が固まり話に花が咲く。音楽に雰囲気に食べ物に、大人のエンジョイライフを実践してる、何ともうらやましい空間。
と、パブロ兄さんのおかげでイタリアに魅了された1週間でした。
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