5.03.2007

プラハのクリスマス

2006年12月。


ホテルでもらった地図を片手に地下鉄に乗って大きな駅で降り、旧市街から橋を目指す。橋の名前もわからぬまま、



「橋に行きたいんです、」



と言うとあっちだそっちだと教えてくれる。



模様のついた石畳の路地や街道。丘の上のお城と教会。そこから見渡す城下町。



かつて神聖ローマ帝国の居城だったプラハの街並みは面白い。ヨーロッパ最古の石橋、何百年もかけて立てられた巨大な教会、石畳の街道をガタガタと走るトラム、路地裏のガラス屋さん、石鹸や木工細工の店、マーケットのソーセージ。今まで旅したヨーロッパで一番私のヨーロッパのイメージにマッチする街だ。


目的地に設定したカレル橋はヨーロッパ最古の石橋、市街から橋を渡るとそこは貴族の町、そして王様の城。


迷っていたら、目的地に行くには別に最短距離でなくていい、目的地にたどり着けばいい、途中で見つけた店に立ち寄ったり、迷うにまかせて道中を楽しむのがいい、と思えた。



今の時期、ヨーロッパはクリスマスに向けてどこも飾りつけがされていて、街の広場にはクリスマス飾りなどを売るマーケットが軒を連ねてる。



手作りのオーナメントはどれもかわいらしいし、巨大なクリスマスツリーにはキラキラとした飾り付けがされている。あたたかいコートと手袋を身につけて、ぴりっとした空気の街をわくわくしながら歩く。



この感動は誰かと共有したい、もったいなくて楽しみは次回にとっておきたくなる。





観光情報>

今年はヨーロッパも暖冬。プラハも普通ならマイナス10度の世界が、摂氏5度位。体感温度はも少し暖かく、観光には最適。11月が一番安く、12月は少し高くなる。5月には草原一面が菜の花畑になってそれもとてもきれいだとか。物価も安い。昼食は500円でおなかいっぱい。ビールもジョッキ、100円ちょっと。スリには特にご注意。流しのタクシーも危険。新婚旅行にヨーロッパに行くなら、プラハです。

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