4.29.2007

鮮やかなエンターテイメント

2006年9月。LAからひたすら車を走らせ、砂漠を抜けていく。と、そこにはエンターテイメントの街ラスベガス。何もかもがキラキラしている。小さなレストランやマクドナルドすらスロットを設けている。エンターテイメントの為のお金か、いや、お金儲けの為のエンターテイメントか、MoneyとEntertainmentがしっかりリンクした人工の街。日差しがじりじりと強い昼間より、夜の闇をかき消すカラフルなイルミネーションとライトが眩しい夜の方が活気がある。眠らない街。

それぞれのホテルのコンセプトがはっきりしてる。Tropicanaは南の島、Venetiaはイタリア、室内もイタリアをイメージして中には川が流れ、ゴンドラが通るし、ライトで昼間や夜を演出する。MGM Grandにはホワイトライオンがいるし、New York New YorkなんかはNew Yorkのミニチュアがつまって、ジェットコースターまで走らせている。

カジノももちろん、24時間。
スロットにじっと向かう老人。100ドル札をポンとルーレットの赤にかける若者。私はちまちまと25セントをルーレットの20の周辺に賭け、祈る。。。誕生日だからね。一攫千金はならずとも、お金を賭けてちょっとしたスリルとその場の雰囲気を味わう。負けてもその数時間を楽しめたと思えば十分だと。

シルクドソレイユのミスティアというショーを見た。しなやかな動き、あざやかな色と音。凝縮された時間。指先、ぴんとした空気。久々に濃い時間をすごせた。

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