6.15.2007

Spring in Praha

2007年5月。
春のプラハは菜の花畑がモザイクのように地面を覆っている。

石畳の街にはトラムが行きかう。地下鉄も通っているが一駅の間隔が狭いから、一駅、二駅平気で歩ける。 公園がある丘の上にはタワーと天体観測所があって、下からケーブルカーで上る。

金曜の午後、犬の散歩やカップルが手をつないで歩いてたりする。 上まで行くと、さほど高くはない、古いタワーがある。螺旋階段を一段一段上がっていくと、丁度息が切れたところが中間地点。また上がっていくと、上に行くにつれ、螺旋は狭まり、目が回る。

そして見えたのが、プラハの街。左手にプラハ城、川が流れ、橋が見える。城下町は政府の機関や各国の大使館等々、お役所の建物が終結している。それもすべて赤茶の屋根。住居用建築も同じ。緑の中にそんな建物が連なり、ところどころ、年代様式の違う教会が頭を尖らせている。 観光客はあまり来ない、そんな静かなタワーのてっぺんから、プラハの街を見渡す。299段の眺めだ。

タワーからプラハ城、旧市街を抜け、金曜でにぎわうレストランの空席を求めて歩き回る。軽い運動のつもりが、くたくたになりきって、行き着いたカモ肉のオーブン焼きと赤キャベツ、蒸しパン添えは、とっても美味しかった。。 春のプラハ。街頭ではコンサートのちらしを配っていたり。通りすがりの教会から聴こえる弦楽器の演奏がまた素敵。

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